もう5年生…小学生で言ったら高学年…
1年経つごとに、プロフィール欄とヘッダ文の年数を変更するのですが、5年に書き換える時になんとも言えない気持ちになりました。
小学生の時の6年間はとても長かったのに、大人になってからの5〜6年は一瞬ですな
そして本年も恒例の反省と目標をしていきたいと思います。
読み返すと4年目、目標たててなかったのでざっくりの反省から
この1年で学んだこと
・スケジューリング感を養うこと
・ディレクションの考え方
・圧倒的当事者意識を持つ
大雑把に言うとこの3点で4年目は頭を悩ませ胃を痛めていた感があります。
スケジューリング感を養うこと
おかげさまで2人の後輩デザイナーができ、指示やフォローをしながら複数の案件を進めていくようになりました。
2人とも未経験者からのスタートのため、最初のうちは指示もフィードバックも細かく行うことが多く、「2人同時のフォローは無理〜〜〜〜!!!」と自分の要領の悪さに何回も泣きそうになりました。。
そんな中、大きめの案件を後輩1人と進めていくことになったのですが、
なんせ手がまわらんで自分の他の案件をまわすため途中で1週間ほど後輩にすべて任せてしまい、自分の案件を片付けて戻った時にはキャッチアップをするには少し遅すぎる状態になっていました。
デザインチーム全体で助けてもらい、なんとか事なきを得たのですが、想定が浅すぎるというのが敗因でした。読み違えや想定外が多すぎ問題…
スケジューリングする時は、いろんな事を想定していく。
・後輩のレベルを考え、数回のフィードバックがあることを想定した作業期間を設定する
・できなかった時の事を考え、自分が終えれる工数を想定してキャッチアップに入るリミットを決める
・その他最悪のパターンを想定しておく
ディレクションの考え方
フロントに立つ事が多くなり、クライアントとのやりとりで精神がすり減る事が多々ありました。
人と人との事だから乱暴に思える依頼やメールの書き方ひとつでモヤモヤしてしまうことがあるので、感情に振り回されず冷静に物事を判断しなくてはならないなと気をつけています。
圧倒的当事者意識を持つ
すべてはこれに限るな、というところなのですが
今までは師匠や先輩についていくばかりで、当事者意識は持ちつつも「自分はだめなやつだから抜けがあるかも」とか「先輩が作成したものに私が発見できるミスなんてあるわけない」という意識がチラつきながら作業していたのではないかなと思いました。
現在は、後輩ができたことにより強制的により強い当事者意識を持つようになった感じがします。
・自分が漏らしたら終わりだという意識
・自分が関わった案件はすべて当事者意識を持って社内ディレクションしていく
(といいつつ成長してきた後輩にWチェックで指摘されまくりだったりするのですが)
うちの会社は少数人数なため、ディレクター不在の状態で
誰がすすめてるの?いつまでにやればいいの?結局どういう仕様なの?とふんわりしたかんじになる時があるので
自分が作業に関わったものは圧倒的当事者意識で進めていかねばならんという意識をもうようになりました。(デザイナーがフロントに立つ事が多いので必然的にそうなるし保身の一貫でもある。)
5年目の目標
・後輩に向けたデザイン講習会を開きたい
・クライアントと良好な関係を築けるディレクションをしたい
・より使いやすいUI、新しい感じのちょっとしたデザインを研究したい(視認性や意味合いにプラスになる部分的なアニメーションや今までのボタンの概念からの脱出など)
うれしかったこと
自己肯定感超絶ひくおなので忘れないように嬉しかった事はメモっておく。
2度目の失敗する事がないと言われたこと
師匠に、「あなた初めてすることは失敗する時あるけど、そのあとは絶対失敗しないでしょ」って言ってもらえて、とても嬉しかったのである…
何度も同じミス繰り返すことに定評があったのに、意識して改善しようとしていたら結果と信頼に繋がっていたのだ…ウッ
ayarpyyy.hatenablog.com
引き継いだ案件をミスなく終えられた
会社で請け負っているほぼ全案件をまとめて調整しなくてはならない事案があったのですが、途中から引き継いで、当日何をしなくてはならないのか、確認すべきこととそれに必要な要素の準備、当日の流れや各クライアントとのやりとりなど終え、その後奇跡かと思うほどどこからもバグや修正依頼がきていないのが地味にうれしかったのです。
情報の整理と入念な準備、デザイナー/ディレクターとしての経験値が上がった気がする…
デザインがウマイと言われたこと
もはや社内では中堅デザイナー… 数ある案件の中、グワーーーッッと短期集中してやったコーポレートサイトのデザインを見て高評価いただいた時に、あるパターンでは私いいとこまできてるんか、と少しだけ実感につながりました。
そのあと師匠のデザインみるとやっぱり綺麗で洗練されてて「ちゃんとした売り物」っぽいなって思うのだけれど
思いの外反省が長くなってしまった。
5年目もなんとか生きていければと思います。